更新日:2022/8/31

配偶者が浮気して慰謝料請求や有利な離婚をする場合に、裁判まではちょっと・・・と思うかもしれません。
そもそも浮気している人は「逆キレする人」「簡単に謝らない人」「自分が法律だと言う人」です。
そのような人に対しては普通に話をしても話にならず結局泣き寝入りという事になりかねません。
このページでは泣き寝入りしないためにも「裁判のメリット」について紹介します。
裁判のメリット1
慰謝料請求裁判なら99%勝てる
浮気相手に慰謝料請求するには「示談」もしくは「裁判」です。
示談は浮気相手と直接話をするか弁護士に依頼して慰謝料請求します。
浮気相手が「しらを切ってきたり」「慰謝料を払わない」という事がほとんど。
しかし慰謝料請求裁判であれば浮気相手は「しらを切る」とか「慰謝料を払わない」という事を説明できなくなります。
ましてや浮気の証拠が有る場合は、「言い逃れ」を言っても裁判官が認めないため、結果的に裁判に勝てます。
裁判のメリット2
離婚裁判なら有利な条件になる場合が多い
浮気しているご主人の場合よくある話で、「離婚の時に資産は渡さない、稼いだお金は俺のもの」と言います。
話し合いで離婚をしようとしてもこのようなご主人の場合は、結局話し合いにならず、泣き寝入りすることになります。
しかし離婚裁判であれば「ご主人がどのような主張をしても通用しません」、キッチリと「慰謝料・財産分与・養育費・年金分割」を計算されてもらうことができます。
裁判のメリット3
社会的な制裁を加えることができる
慰謝料請求にしても協議離婚でもその件に関しては「記録」に残りませんが、裁判は記録に残ります。
離婚裁判や慰謝料請求裁判になると、証人尋問になった時一般公開されていますので関係者ではない人も傍聴することができ関係者にバレることがあります。
その他、裁判をしていることを誰かに話すことによって相手側の関係者に伝わり社会的地位を落とすことができます
まとめ
一般的に慰謝料請求や離婚は話し合いですんなりできればいいのですが、浮気している人が常識が分からない人には裁判をお勧めします。
裁判は裁判官が判断するため常識の分からない人でも裁判で決定したことは、従わなくてはいけなくなります。
裁判のメリットは、「どういう理由で離婚や慰謝料請求に至ったのか」と言う経緯が明らかにされ、記録にも残りますので、後々のトラブルを防ぐことができます。また「法律的な観点で公平な審議をしてもらえる」、「慰謝料などの支払いが滞った時に請求要請ができる」という事です
裁判は時間やお金がかかるため、敬遠する人がいるようですが、記録に残るという大きなメリットが得られます。
つまり、「どちらがどのような原因で婚姻が破たんするのか」、「なぜ慰謝料請求されたのかなど」、周囲に明らかにすることができるため、相手が有責である場合には、やっておく価値はあると思います。
相手が裁判を嫌がる場合は、慰謝料を少し多めに請求し、妥当なところで決着をつけることもありますので、交渉が決裂した場合の最終手段として裁判があるということを覚えておきましょう。
この記事を書いた人

主任 加藤正明
代表加藤なぎさと一緒に大手都市銀行の裁判資料用の調査と報告書を2万件以上作成しその資料で裁判を全勝に導いてきている実績有り。
そのノウハウを低料金で、一人でも多くの悩んでいる方の手助けになりたいと立ち上げた会社。
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